笑顔を繋がるミーティングって?
今よりもっと、女性が自分らしく快適に暮らせるようにと
自分の持っているスキルや経験を活かし活動しているサポーターと共に学び、考え、新しいことが生み出される場所です。
第一部 好きや得意を仕事にして大成功をおさめているロールモデルによるシェア会。
今回のゲストは、天然酵母でつくるパンとゆるマクロビ教室nicoを主宰しているなかおわかこさん!!
知る人ぞ知る!わかこがつくるわかパンは、イベントで販売すればあっという間に完売!
お祝いごとや何かの折には個人的な注文が殺到するほど熱烈なファンが多いのです。
パン教室は数多くあれど、これほどの不動の人気を手にするまでにはどんな道のりを歩んできたのでしょう。
そんなお話しをおききしました。
活動の根底は?
「我が子のアレルギーを少しでも軽減してあげたい」という想いから、ご自身が実行し成果が出たことなどを同じ想いをしている人たちに
かんたんに伝えていきたい。どうやって伝えたら伝わるかな?その手法としてご自身が得意とするパンつくりを通して行うことになったのだそう。
人気の秘訣は?
パンつくりと人の喜んだ顔を見るのが大好き!
そんなわかこさんだから手土産はいつも、相手の喜んだ顔を思い浮かべながらつくったパン!
みんなが「美味しい」と喜んでくれるだけで大満足していましたが、いつしか「どうやってつくるの?」「私も作りたい」「作り方教えて」なんて声が聞こえるようになり「みんなに喜んでもらえるなら…」と自宅でお教室をスタートしたのきっかけだそうです。
それと同時に「売ってほしい」などのお声も増え、カフェより依頼を受けてのパンつくりもスタート。
パンつくりとパンを渡した時のみんなの喜んだ顔が見たくて始めたことが、お教室運営になり、カフェで販売することになったりと形を変えていったのだそう。
これぞまさしく好きや得意を仕事にする!余計なことを考えずに純粋な気持ちが仕事につながる!すごく大切なことだと思ます。
正当な値付け
当初はほぼ原価で販売していたそうです 😯
その理由は「すこしでも多くの人に食べてほしい」「もともと儲けるつもりで作っていたわけではないから喜んでもらえればいい」という想いがあったそうです。
なんだか、ここすごく共感してしまいます。
しかし、あるフェスタで素材や製法に全くこだわっていないいわゆるふつーのパン屋さんと軒を連ねることになったとき、なぜだかそのふつーのパンのほうが売れていくのに気がついたそうです。値段はほぼ同じ、、、素材は自分のほうが絶対にいいものを使っているし、製法にもこだわっている。それなのになぜ?
理由がわからず、何気なくご主人に相談すると思いもよらない回答がきたそう。
半信半疑のままご主人のアドバイス通り値段をあげたところ、安く販売していた時よりもどんどん売れ、すぐに完売したとのこと。
この経験から人が感じる商品の価値感や適正価格の大切さについて学んだと言います。
わかパンを食べてもらいたいのはだれ?買ってくれるのはだれ?
適正価格と共に考えたのがいわゆるターゲットについて。
決して売りたいだけではなく、その根底には愛情を注いでつくった我が子のようにかわいいパンが売れ残らないために、そしてパンを通して伝えたいことを伝えるために「その想いは誰に伝えたい?」「買ってくれるのはどんな人?」「その人たちと出会うにはどうしたらいい?」と考えたそうです。
結果、あるものをつくりお店の前に配置することで面白いように求めていた人がお店の周りに集まってきて、商品が売れていくようになったそうです。
一口食べてもらえば違いはわかってもらえます。
食べてくれた人がリピーターになり「ここで販売するよ」と告知すると通ってきてくれるようになり、どんどんファンが増えていったそうです。
集客するための小手先の技術なんて意味がない!!
わかこさんは、これからすきなことや得意なことを仕事にして活動したい方や今の活動に行き詰ってしまっている人に向けて自らの経験をもとにした自宅開業教室を行っています。
初めてのことを行うときは誰でも不安がつきまとい、まして仕事と考えると収益をあげなければと考えるのは当然です。最近では、月に●●円稼ぐというような収益に重点をあてたアドバイスを行う起業スクールが多く、なぜその活動をするのかなど大切な部分に目を向けず活動をしている人も多いのが現状です。
好きや得意なことを上手に仕事に結びつけ大成功を収めた自宅開業スクールのパイオニア
経験を通しながら、一つ一つ学んできたこと。その都度考え実践してきたことで現在があるのだとつくづく感じました。